不安定なFX相場を乗り切るために!

不安定な為替相場

先週月曜日、日本のGDPの下振れや各国の株安、米国の経済指標の悪化などから世界的に景気が後退局面に入っているのではないかとの憶測から、リスク回避の円買いが進みました。
日中には政府要人による口先介入で一時持ち直す時間もありましたが、先々週からの要人発言の乱発によって市場への影響は限定的なものになりました。

 

火曜日は東京・欧州タイムを通し材料難の為、ドル円・クロス円とも小幅の値動きに終始。
RBA(豪準備銀行)の議事録の公表や英国経済指標も市場に大きなインパクトを与えることはありませんでした。
しかし、ニューヨークタイムに入ると、米国経済指標はまちまちの結果となりましたが、ダウが6営業日ぶりの反発、欧州株式も堅調に推移した事から、リスク選好の流れとなり円高一服となりました。
続く水曜日は、英BOE議事録を除き主要国の重要指標発表等も無いことから、各通貨とも非常に狭いレンジでの取引に終始しました。

 

木曜日は東京時間に日銀の緊急会合の噂がながれ、円全面安になるかと思われましたが、噂の域を出ず、逆にアメリカ時間の新規失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の悪化を受け円高地合となり、ドル円は一時85円を割込み84.90円付近まで急落する展開となりました。

 

週末金曜日は、日経平均が安く始まったこともあってリスク回避から円高が進行、口先介入もありましたが効果はほぼありませんでした。
欧州タイムにはECB(欧州中銀)ウェーバー・ドイツ連銀総裁の「年末まで無制限の資金供給を維持すべきだ」とのコメントから欧州通貨が対ドル・円に対して下落、一方ドル円は菅首相-ルース駐日大使の会食のニュースから円高是正に関する協議が行われたのではないかとの思惑から、一時的に円安に向かう展開とはなったものの、流れは持続せず結局ドル円も85.30円付近まで下落し取引を終え、円全面高の様相に大きな変化はありませんでした。

 

今週も、先週に引続き要人発言・指標発表に一喜一憂する相場展開が予想されます。
また24日の米・中古住宅販売件数・翌25日新築住宅販売件数は米国経済を占う上で重要と思われますが悪化が予想されています。
発表前後は注意が必要かと思われます。
また同様に25日発表の独・IFO景況感指数も欧州経済を占う上で注意を払う必要があるかと思われます。

今週の注目イベント

|日|時間|指標及び要人発言|予想|前回|
24日|18:00|欧・6月製造業新規受注(季調済・前月比)|1.5%|3.8%|
24日|18:30|南ア・GDP(前年比・季調前)|3.2%|1.6%|
24日|21:30|加・6月小売売上高(前月比)|0.4%|-0.2%|
24日|23:00|米・7月中古住宅販売件数|468万件|537万件|
24日|21:45|エバンズ米シカゴ連銀総裁、会見|
25日|08:50|日・7月通関ベース貿易収支(季調済)|3975億円|4560億円|
25日|17:00|独・8月Ifo景況感指数|105.5|106.2|
25日|20:00|米・MBA住宅ローン申請件数|N/A|13%|
25日|21:30|米・7月耐久財受註|3.0%|-1.2%|
25日|23:00|米・7月新築住宅販売件数|33万件|33万件|
26日|14:00|シンガポール・7月鉱工業生産(前月比)|3.9%|-23.4%|
26日|17:30|香港・7月貿易収支|-233億香港ドル|-306億香港ドル|
26日|18:30|南ア・7月生産者物価指数(前月比)|2.2%|4.0%|
26日|21:30|米・新規失業保険申請件数|48.5万件|50.0万件|
27日|08:30|日・7月失業率|5.3%|5.3%|

27日|08:30|日・7月有効求人倍率|0.53|0.52|
27日|08:30|日・7月全国消費者物価指数(前年比)|-1.0%|-0.7%|
27日|17:30|英・GDP(前期比)改定値|1.1%|1.1%|
27日|21:30|米・第2四半期GDP 改定値|1.4%|2.4%|
27日|21:30|米・第2四半期個人消費 改定値|1.7%|1.6%|
27日|22:55|米・8月ミシガン大消費者信頼感指数|70.0|69.6|
27日|23:00|バーナンキFRB議長、「経済見通し」について講演|

移動平均線乖離で相場をチェック!

7/29からの検証条件

 

【乖離率】
価格が移動平均値からどの程度「乖離」しているかを比率で表した「乖離率」を用いて
検証します。
通貨:ポンド円
数量:1万通貨
期間:7月29日〜8月27日
足:1時間
注文ルール
新規注文:1時間足のクローズ値にて乖離率が・・・
       ・0を超えた場合⇒新規買い
       ・0%を割込んだ場合⇒新規売り
       ※建玉がない場合にのみ「新規注文」を行います。
決済方法:OCO(リミット幅:1円、ストップ幅:60銭)

 

 

 

検証結果(8月16営業日〜8月20営業日)

 

|日|時間|注文区分|売買|注文レート|日|時間|注文区分|売買|注文レート|損益|
|16日|08:00|新規|売り|134.380|16日|10:00|決済|買い|133.380|+1.0|
|16日|16:00|新規|買い|134.165|16日|18:00|決済|売り|133.565|-0.6|
|17日|12:00|新規|買い|133.667|17日|24:00|決済|売り|133.067|-0.6|
|18日|18:00|新規|買い|133.368|20日|09:00|決済|売り|132.768|-0.6|
|20日|24:00|新規|買い 132.947|-|-|-|-|-|-|

  • 16日07:00〜08:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき134.380(クローズ値)にて新規売り注文を行いました。

    その後16日09:00〜10:00に1円以上下落したため、検証条件に基づき133.380円にて決済買い注文を行いました。

  • 16日15:00〜16:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき134.165(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。

    その後16日17:00〜18:00に60銭以上下落したため、検証条件に基づき133.565円にて決済売り注文を行いました。

  • 17日11:00〜12:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき133.667(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。

    その後17日23:00〜24:00に60銭以上下落したため、検証条件に基づき133.067円にて決済売り注文を行いました。

  • 18日17:00〜18:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき133.368(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。

    その後20日08:00〜09:00に60銭以上下落したため、検証条件に基づき132.768円にて決済売り注文を行いました。

  • 20日23:00〜24:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき132.947(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。

    20営業日までに決済条件に達しなかった為に、ポジションは翌週へ持越しとなります。

 

8月16日から8月20日の乖離率の成績は、1勝3敗となりました。
8月16日から8月20日の乖離率の損益は、-0.8円となりました。